こんにちは。外構と庭の専門ブランド NIWAcolorです。
「庭に緑が欲しいけれど、お手入れが大変そう…」「おしゃれなアプローチに憧れるけど、掃除が面倒そう…」そんなお悩みをよく耳にします。
そこで今回は、“手間のかからない”をキーワードに、家まわりの空間を美しく保ちながらも、管理のしやすさを重視したお庭・シンボルツリー・アプローチ・駐車スペース・フェンス・アウトドアリビングのつくり方を、プロの視点からご紹介します。
1. 手間のかからない庭づくりとは?
庭づくりにおいて最も大切なのは「暮らしに合った設計」。日々の生活の中で無理なく自然と付き合える工夫が求められます。
▶ ポイント1:ローメンテナンス植物の選定
落葉樹よりも常緑樹や低木類、グラウンドカバーがおすすめです。
・ソヨゴ、オリーブ、シマトネリコなどは病害虫に強く、年間を通じて緑を保ちます。
・下草にはセダムやクラピアなどを使えば、雑草の発生を防ぎつつ見栄えも良好です。
▶ ポイント2:自動潅水や防草シートを活用
手間を減らすために、自動散水装置の設置や人工芝+防草シートの併用も有効です。
日常的な水やりや草取りの手間が大幅に軽減されます。
2. 家族の象徴「シンボルツリー」の選び方と配置
シンボルツリーは家の顔とも言える存在です。
玄関まわりやリビングの窓越しに見える場所など、視線が集まるポイントに配置することで、空間がぐっと引き締まります。
▶ メンテナンス性に優れた樹種
・ジューンベリー:春に白い花、初夏に実がなり、紅葉も楽しめる
・ハナミズキ:春の花と秋の紅葉が美しく、病害虫にも強い
・アオダモ:細い枝ぶりで落葉も少なく、ナチュラルな印象
▶ ライトアップで夜も楽しむ
シンボルツリーの足元にスポットライトを設置することで、夜間の景観や防犯効果もアップします。
3. 機能美を両立する「アプローチ」
アプローチは、毎日の出入りで必ず通る動線。
滑りにくく、安全で、そして見た目に美しい設計が求められます。
▶ 材質で表情を演出
・洗い出しコンクリート:落ち着いた印象で、滑りにくい
・自然石や乱形石張り:高級感があり、個性が出せる
・インターロッキング:コスパが良く、色やデザインも豊富
▶ 曲線や段差で奥行きを演出
まっすぐな直線よりも、緩やかなカーブや段差を取り入れると、奥行き感や期待感が生まれます。
4. 駐車スペースは「実用+デザイン」が鍵
駐車スペースはただの“車を停める場所”ではありません。
玄関との連動性や、お客様の動線まで考えると、機能性とデザインの両立が必要です。
▶ 土間コンクリートの工夫
・目地に砂利やタマリュウを入れてアクセントに
・スタンプコンクリートやカラーコンクリートで表情をつける
▶ 屋根の有無と照明
・カーポート設置で車の劣化防止と雨天時の乗降が楽に
・夜間の安全性のために人感センサー付きの照明を取り付けましょう
5. フェンスでプライバシーと安心感を
隣地や道路からの視線を遮るフェンス。
外構の中でも**“見られたくない場所”と“開放したい場所”のバランス設計**が肝になります。
▶ メンテナンスフリーの人工木フェンスが人気
・アルミ芯入り人工木なら、経年劣化にも強く色あせしにくい
・木目調やカラーのバリエーションが豊富で、建物との相性も◎
・隙間幅を調整可能で、風通しや視線カットのバランスを調整できる
▶ 植栽+フェンスの組み合わせ
無機質な印象にならないよう、足元に植栽を添えることで柔らかさや自然感を演出できます。
6. 暮らしを豊かにする「アウトドアリビング」
庭をもうひとつのリビングとして使う「アウトドアリビング」は、コロナ禍以降のライフスタイルとして定着しつつあります。
▶ 快適に過ごすためのポイント
・ウッドデッキやタイルテラスで屋外空間を整備
・シェードやオーニングで日差しを遮り、過ごしやすさアップ
・照明やファイヤーピット、アウトドア家具で夜も楽しめる空間に
▶ 利用シーンは無限大
・朝のコーヒータイム
・友人とのバーベキュー
・子どもとプール遊び
・夜のグランピング風ディナーなど
まとめ|家族と暮らしに寄り添う外構デザインを
手間のかからない庭づくりは、単に楽をするためだけでなく、「長く愛せる庭」をつくることにもつながります。
シンボルツリーで季節を感じ、機能的なアプローチと駐車場で毎日を快適に。フェンスで守り、アウトドアリビングで広がる楽しみ。
外構は、建物と同じくらい“暮らし”に寄り添う大切な空間です。
NIWAcolorでは、お客様のライフスタイルに合わせたローメンテナンスでおしゃれな外構プランを多数ご提案しています。
無料相談・現地調査も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。