細長い45平米の物件が大変身!「35席の洒落た創作和食店」を叶えた5つのポイント

施工前の課題

  • 建物のインフラ(電気容量)に制限があった
  • 細長い間取りと限られた坪数のなか、35席を確保したかった

実施した取り組みと効果

  • 電力計算後に導入機器を見直し、一度もブレーカーが落ちず安心して営業できている
  • 1センチ単位の空間設計で45平米に35席を実現し、オーナー様が「結論、100点」と評価する仕上がりになった
  • スケルトンから約1ヵ月のスピード施工で予定より早くオープンでき、1日でも早く売上を上げることに成功した

エムトラスト代表
高橋

16歳で大工の道へ入り、建築・内装業界に従事して20年以上のキャリアを持つ。「母に家をプレゼントしたい」という想いから起業し、現在は年間500件以上の店舗・オフィス施工を手掛ける。
店舗・オフィス開業に役立つノウハウを包み隠さず発信するYouTube「内装工事ちゃんねる」を開設。専門用語を使わない施主目線の解説が、多くの経営者から支持されている。「どうすれば実現できるか」を常に問い続けるのが信条。

【店舗情報】
・お店の広さ:45平米
・店名:日本橋 おといち
・所在地:東京都中央区大伝馬町
・業態:創作和食

ー今回の内装工事にあたり、どのような課題がありましたか?

今回の物件が抱えていた課題は、主に下記の2つです。

  1. 建物のインフラ(電気容量など)に限界があった
  2. 細長い間取りと限られた坪数で35席を確保したかった

課題1.建物のインフラ(電気容量など)に限界があった

最も大きかった課題は、古いビルならではのインフラ制限でした。スケルトンからの工事でしたが、電気の容量が非常に厳しかったんです。
例えば、エアコンを3台稼働させると、それだけで容量がいっぱいになってしまう状態。そこに業務用の食器洗浄機などをどう組み込むか。設備面は慎重に考える必要がありました。

【用語解説】
スケルトン:建物の構造体(柱・床・壁など)が剥き出しで、内装が一切ない状態のこと。入居時はコンクリート打ちっぱなしの状態であることが多く、配線や配管、内装デザインをゼロから自由に設計できるのが特徴。

課題2.細長い間取りと限られた坪数で35席を確保したかった

2つ目は、物件の形状です。入り口から奥までが狭くて長い、しかも入り口部分は床の高さが上がっているなど、制約が多い物件でした。
そのなかで、事業計画として「35席」は確保したい。さらに単に詰め込むのではなく、和食店としての雰囲気やお客様の居心地も大切にしたいという、2つのご要望がありました。

ーエムトラストとの出会いについて教えていただけますか。

たまたまYouTubeで出てきたエムトラストさんの動画を見て以来「内装工事ちゃんねる」のヘビーリスナーなんです。それもあって、自然と「相談してみよう」という気持ちになりました。

僕がYouTubeを立ち上げて結構早いタイミングで、高橋様からお問い合わせをいただいたんです。

当時、オーナーの高橋様は

  • 今ある居酒屋で業態を少し変えよう
  • 2階を借りられたらいいのにな

など、いろいろ模索されていたときでした。そのため、まずは現地にお話を伺いに行ったのです。それから1年以上、一緒に物件を探してきた関係だったので、いよいよ着工となって本当に楽しみでした。

ー数ある業者の中から、エムトラストを選んだ決め手を教えてください。

実は、エムトラストさんにしか依頼しておりません。最初の図面とか作っていただいてる段階で「もうお願いしちゃおう」と思えたくらいです。現在の業務を抱えながら内装の打ち合わせに時間を割くのは、かなりの労力を要します。2社、3社と相見積もりをやっている体力がないかもな……というなかで、エムトラストさんにお任せできたのは大きかったです。

では実際に、どのような工事が行われたのか。おといちオーナー高橋様が「結論、100点」と高く評価した、ご依頼内容を叶えるための5つのポイントをご紹介します。

  1. 設計段階の緻密な電力計算で、オープン後のトラブルを回避
  2. 1センチ単位の空間設計で、限られた坪数でも35席を実現
  3. デザイン提案力で動線問題を解決し、洒落た空間を演出
  4. スケルトン状態から約1ヵ月という圧倒的なスピード施工
  5. 現場訪問と綿密なコミュニケーションで理想を実現

1.設計段階の緻密な電力計算で、オープン後のトラブルを回避

設計段階で、電気容量の計算を徹底的に行いました。今回は容量が上限に近い状態だったため、導入機器の組み合わせをすべて見直す必要があったんです。例えば、「食洗機をパワーが強い200Vにするか、それとも100Vに抑えてバランスを取るか」など、ギリギリまでシミュレーションを重ねて一番良い方法を探りました
こうして先回りして対策を打っておいたおかげで、オープン後に「ブレーカーが落ちて営業停止」といったトラブルは起きていません。オーナー様にインフラの不安を感じさせることなく、初日から安心して営業をスタートしていただけたのは、我々としても非常に嬉しい成果ですね。

2.1センチ単位の空間設計で、限られた坪数でも35席を実現

今回の物件は45平米に35席という高い目標がありましたが、それを支えたのがエムトラストの「1センチ単位」のこだわりです。現場では、天井の高さを数センチ単位で調整したり、床のタイルや壁のラインがどこにくれば一番美しく見えるかを徹底的に検証したりしました。

「たった1センチ、床のタイルのラインを合わせるためにどうしましょうか」と真剣に相談されたときは、正直細かくて何のことを言っているのか分からないくらいでしたが、出来上がってみると本当にきれいで、妥協のない姿勢に感動しました。

ありがとうございます。そう言っていただけるのが、プロとして何より嬉しいです。実はこうした限られたスペースを最大化するレイアウトの秘訣や、未公開の施工事例写真をまとめたコンプリート版カタログが公式LINEから無料でダウンロードできます。「狭小物件だけど席数を確保したい」「他のお店のレイアウトも見てみたい」という方は、ぜひお手元でご覧ください。

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3.デザイン提案力で動線問題を解決し、洒落た空間を演出

物件特有の細長い通路という課題に対し、ストリングスカーテン(糸状のカーテン)を提案しました。入口から厨房までの動線がお客様の視線と重なるのが悩みでしたが、カーテンで適度に遮りつつ間接照明を組み合わせることで、圧迫感のないお洒落な空間になりました。
単に課題を解決するだけでなく「魅せるデザイン」に昇華させる提案力が、エムトラストのこだわりです。

4.スケルトン状態から約1ヵ月という圧倒的なスピード施工

何より驚いたのはスピード感です。スケルトンからの工事でしたが、約1ヵ月で完成しました。本当に早いですね

今回は専任の施工ディレクターがメインで動き、お客様とのやり取りから細部の調整まで徹底して行いました。その日々の積み重ねが、この短期間での引き渡しにつながりました。
飲食店の開業では、1日でも早くオープンすることが売上に直結します。だからこそ、無駄のない工程管理には徹底的にこだわりました。

5.現場訪問と綿密なコミュニケーションで理想を実現

床のタイルの割り付けなども、現場で一つひとつ検討しました。作業は他の職人さん達に任せきりにせず、私たちが「現場目線」でベストな収まりを追求することが、最終的なクオリティを左右します。

【用語解説】
割り付け(わりつけ):タイルや床材、壁紙などを貼る際に「どこを基準にして、どういう並び順で配置するか」を決める詳細な計画のこと。

テーブルの広さ、カウンターで人が干渉しないかなど、常に営業中の使い勝手を考えて提案してくれました。施工ディレクターさんも毎日顔を出してくれて、細かいキャッチボールができたのが本当に良かったです。

結局、コミュニケーションって結構大事なんですよ。僕たちが考えていることと、職人さんが考えていることって、若干違うんです。僕たちが考えていることに対して、職人さんが「これをやるためには、こういう風にしたほうがいいんじゃないか」とアドバイスをもらえたりする。そうやっていくと、より良いものができていくんです。

一見すると「店舗には不向き」と思われるような物件でも、事前の準備と現場での1センチ単位の工夫があれば、これほどまでに豊かな空間を実現できます。


今回は、電気容量不足や細長い間取りといった課題を、設計段階からの計画と現場での密なコミュニケーションで解決しました。「結論、100点」というオーナー様の評価が、その成果を物語っています。

インフラに制限がある物件や築古物件であっても、諦める必要はありません。内装のプロに早い段階から相談することで、自分に合った理想の店舗作りを叶えてみませんか。

本記事の内容は2026年2月時点の情報です。