工期わずか2週間で、元オフィスから洗練された表参道サロンへ。ビル取壊しによる急な移転を支えた内装工事の対応力
施工前の課題
- ビル取り壊しによる急な移転が必要になり、営業の空白期間を最小限にするため工期が「約2週間」しかなかった
- 移転先の物件はオフィス仕様の内装であったため、サロン仕様への転換が必要だった
- 短期間の工事だからこそ、図面では見えない部分の施工不良が起きないかという懸念があった
実施した取り組みと効果
- スタッフへの細やかな指導と職人との連携により、品質を担保しつつ2週間でのスピード完工を実現した
- 天井の張り替えや間仕切りの新設を行い、無機質なオフィスから美しいサロン空間へ転換した
- 床レベルの不良や点検口・クロスの収まりなど、現場で発覚した問題に即座に対応し、オープン後のトラブルを未然に防いだ
今回は、東京都港区(表参道)に移転オープンした眉毛サロン「SMAU表参道本店」様の内装工事に密着しました。ビルの取り壊しによる急な移転で工期はわずか2週間。床の水平問題など現場で発覚した課題にも即座に対応しながら、どのように工事を成功へ導いたのか。エムトラストの徹底した現場管理と、施工品質へのこだわりを紹介します。
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エムトラスト代表
高橋
16歳で大工の道へ入り、建築・内装業界に従事して20年以上のキャリアを持つ。「母に家をプレゼントしたい」という想いから起業し、現在は年間500件以上の店舗・オフィス施工を手掛ける。
店舗・オフィス開業に役立つノウハウを包み隠さず発信するYouTube「内装工事ちゃんねる」を開設。専門用語を使わない施主目線の解説が、多くの経営者から支持されている。「どうすれば実現できるか」を常に問い続けるのが信条。
目次
眉毛サロン「SMAU表参道本店」様について

ー今回の施工事例について教えてください。
今回は、東京都港区・表参道エリアにある眉毛サロン「SMAU表参道本店」様の移転に伴う内装工事を担当させていただきました。
【店舗情報】
・店名:SMAU表参道本店
・所在地:東京都港区(表参道エリア)
・業態:美容サロン(眉毛サロン)
工事前に抱えていた4つの課題

今回のプロジェクトには大きな課題が4つありました。
それぞれ詳しく紹介いたします。
課題1.急な移転による「約2週間」という短い工期
入居していたビルが取り壊しになることが決定し、急きょ移転を余儀なくされました。表参道という物件探しが非常に困難なエリアで、4月に入ってすぐ着工し、4月下旬の完全移転オープンに合わせるというスケジュールでした。工期も2週間ちょっとという、タイトな条件のなかで進めることになりました。
課題2.オフィス仕様の物件をサロン仕様へ改装
移転先に選んだ物件は元々事務所として使用されており、天井も「ジプトーン」と呼ばれるオフィス仕様のままでした。美容サロンとしての清潔感やデザイン性を出すため、これらのオフィス感をどう払拭するかが課題でした。
【用語解説】
ジプトーン:オフィスの天井によく使われている、トラバーチン模様(不規則な点々)が入った石膏ボードのこと。安価で施工性が高いのが特徴。
課題3.スピード施工による「施工品質の低下」への懸念
今回は2週間という短い工期のなかで、現場での確認事項は決して少なくありませんでした。タイルの配置、点検口の開閉、クロスの仕上がり、床鳴りのリスクなど、急いでいるからこそ、こうした細かい部分を一つひとつ確認できるかどうかが、仕上がりの品質を左右する懸念がありました。
【用語解説】
床鳴り:床を歩いたときにきしむような音が鳴る現象のこと。ネダ(床の下地材)が反ったり、ベニアとネダの間の釘が密着していなかったりすることが原因で起きる。施工後には見えなくなる部分だからこそ、工事中に確認・対処しておくことが重要。
課題4.築年数が経った物件ならではのイレギュラーへの不安
築年数が経った物件を使う場合、図面だけでは見えない問題が潜んでいることがあります。工事を進めるなかで何が出てくるか分からない。そのイレギュラーにどう対応するかも、今回の大きな課題のひとつでした。
エムトラストに依頼した決め手は?

ー河原社長は、今回なぜエムトラストに依頼されたのですか?
前回の千葉店の立ち上げからずっと支援していただいているので、その信頼関係がベースにありますね。今回の移転にも全力で関わってくれました。
ー今回はどのような経緯での移転だったのですか?
前に入っていたビルが取り壊しになってしまって……。表参道でまた物件を探すのはすごく大変でしたね。
千葉店の立ち上げから、河原社長にはずっとお世話になっています。今回は急な移転というタイトなスケジュールでの案件でしたが、だからこそ一緒に頑張りたいという気持ちで関わらせていただきました。
ご依頼内容を叶えるための4つの対応力

では実際にどのような工事が行われたのか、ご依頼内容を叶えるための4つのポイントをご紹介します。
- 事前確認と段取りの徹底で、2週間での「完全移転」を実現
- 天井の張り替えと間仕切り新設で「オフィス感」を払拭
- スピード施工でも確認事項を漏らさない、徹底した現場管理
- 現場で発見した「床鳴り」や「下地の不備」を即座に解消
1.事前確認と段取りの徹底で、2週間での「完全移転」を実現
工事着工前に職人さんと現場で仕様を確認する場を設けてから、わずか2週間で工事を完了しました。移転に伴う営業停止期間を最小限に抑え、4月下旬の移転オープンというオーナー様の期待に応えるスケジュールを完璧に遵守しました。
2.天井の張り替えと間仕切り新設で「オフィス感」を払拭
元々のオフィス仕様だったジプトーン天井を貼り替え、サロンの雰囲気に合わせた内装へ一新。用途に合わせて間仕切りを新設することで、機能的かつプライベート感のあるサロン空間へコンバージョン(用途変更)しました。
【用語解説】
コンバージョン:建物の用途を変更すること。今回のように「事務所」から「店舗(サロン)」へ変える場合、法規や設備の基準が変わるため、専門的な知識が必要になる。
現場検討会では、カーテンレールの取り付け位置から、壁のラインをどこに合わせるか、配線のルートをどう通すかまで、一つひとつ職人さんと確認しながら進めていきました。細かい判断の積み重ねが、最終的な仕上がりの美しさにつながるんです。
こうした工夫は、この物件だけにとどまりません。「他の物件ではどんな工夫をしているのか気になる」という方は、未公開の施工事例写真をまとめたコンプリート版カタログを公式LINEから無料でダウンロードできます。ぜひお手元でご覧ください。

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3.スピード施工でも確認事項を漏らさない、徹底した現場管理
2週間という短い工期のなかでも、タイルの割り付け、点検口の開閉、クロスの収まり、床鳴りのリスクといった確認事項を一つひとつ潰すために、何度も現場に足を運びました。急いでいるからこそ、細かい部分を見落とさないことが仕上がりの品質を守ることになるんです。
今回は経験の浅いスタッフが初めて単独で現場を担当していたこともあり、確認の仕方そのものも伝えていきました。例えば点検口の確認で職人さんが「大丈夫」と言っていても、何を根拠に大丈夫なのかを自分で確認する習慣がなければ、次の現場でも、またその次でも、ずっと同じことを繰り返してしまう。クロスの収まりや床の張り方も同じで、やや抽象的な「基準」の部分をスタッフにちゃんと伝えながら理解してもらうことが、現場管理の一番大切な部分だと思っています。
4.現場で発見した「床鳴り」や「下地の不備」を即座に解消
施工中に発覚した床鳴りや、一部の壁の出っ張りに対し、長いビスでの固定や下地調整を即座に指示・実施。完成後には見えなくなる基礎部分の課題を現場で解決し、長く安心して使える品質を担保しました。
ほかにも、床を確認したところ、床レベルが悪かったんです。下地が水平じゃないという状態で、築年数が経っている物件ならではのイレギュラーでした。
【用語解説】
床レベル: 床の平滑さ(水平度合)のこと。古いビルやオフィス物件では、一見平らに見えても数センチの傾きや凹凸があることが多く、そのまま床材を貼ると隙間や浮きの原因になる。
見えなくなる部分だからこそ、こういう基礎の部分で手を抜いてしまうと後から大きなトラブルになる。だから引き渡し前にしっかり確認しておくことが大事なんです。
工事の「基準」を徹底する現場管理と即応力

エムトラストでは、タイトな工期であっても現場でのチェックを怠りません。「何を持って大丈夫とするか」というプロの基準をスタッフ・職人間で徹底し、現場で発生する不測の事態にも即座に解決策を提示します。オーナー様の理想を形にするため、目に見えない部分までこだわり抜いた店舗づくりをお約束します。
今回のSMAU表参道本店様のように、「ビルの取り壊しによる急な立ち退き」や「オフィス仕様からの転換」といった難条件であっても、理想のサロンを諦める必要はありません。
インフラに制限がある物件や築古物件であっても、対処方法はあります。内装のプロに早い段階から相談することで、自分に合った理想の店舗作りを叶えてみませんか。
※私が直接対応するため【毎月限定5社】とさせていただいております。
本記事の内容は2026年3月時点の情報です。






