基本情報
- 設計
- エムトラスト
- 施工管理
- エムトラスト
- 撮影
- Hirohisa Sekiguchi
- 空間デザイン
- エムトラスト
- 照明計画
- エムトラスト
- 構造
- エムトラスト
- オープン
- 2026/4
- 延床面積
- 所在地
- 東京都豊島区上池袋
- クライアント
- 池袋ながとも耳鼻咽喉科様
- 価格帯
- 担当スタッフ
- PM:高橋勘太 現場管理:松尾星矢
- 工期
- 1ヶ月
- スタイル・素材
設備・こだわり
概要
上池袋の建物内に設けられた、クリニック運営に関わるオフィス用途の区画です。ワンルーム的な空間に、打ち合わせ、事務作業、休憩、簡単な飲食といった複数の機能を同居させるレイアウトが必要でした。院内スタッフの日常利用に加え、院内の打ち合わせにも使われることを想定し、事務所然としすぎない、リラックスできる場としての設えが求められました。
課題・要望
限られた面積のなかで、会議・執務・休憩・給湯という性格の異なる機能を、閉じた個室に分けずに共存させることが課題でした。天井の一部にダクトや空調機が露出し、天井高が場所によって異なること、また窓面が特定方向に偏っていることが課題でした。壁で仕切れば採光と開放感を失い、仕切らなければ落ち着きを欠くという課題をどう解くかが計画上の要点でした。
解決策
空間を壁で分けず、木枠の格子棚とレベル差の二つの手法でゾーニングしています。格子棚は上部を開けた抜けのある構成とし、視線と自然光を通しながら領域の切り替えを明示しました。ラウンジ側は床を一段上げた小上がりとし、天井を木目のパネルで低く抑えることで、同じフロアの中に落ち着いた居場所をつくっています。段には間接照明を仕込み、段差の注意喚起と柔らかな足元照明を兼ねさせました。会議エリアは石目タイル調の壁面に大型モニターを組み込み、正対する面としています。ミニキッチンは白のタイル調と木の飾り棚でまとめ、給湯の生活感を意匠として整理しました。
施工のポイント
壁ではなく格子棚と床レベルで領域を分けたことで、限られた面積でも会議室相当の打ち合わせ機能・休憩・給湯を無理なく併存させ、開放感を損なわない構成としています。 小上がりの段に仕込んだ間接照明が、段差の視認性確保と空間演出を兼ねており、安全面と意匠面を一つの納まりで解決しています。 球体ペンダントとケージ型ペンダントを使い分けることで、ゾーンごとの性格を照明で示し、間仕切り工事を増やさずに空間の切り替えを表現しています。
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