基本情報
- 設計
- エムトラスト
- 施工管理
- エムトラスト
- 撮影
- Hirohisa Sekiguchi
- 空間デザイン
- エムトラスト
- 照明計画
- エムトラスト
- 構造
- エムトラスト
- オープン
- 2026/4
- 延床面積
- 所在地
- 東京都千代田区神田錦町
- クライアント
- 炭火 日本酒 小川岩五郎様
- 価格帯
- 担当スタッフ
- PM:高橋勘太 現場管理:和田翔平
- 工期
- 1ヶ月
- スタイル・素材
設備・こだわり
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概要
神田錦町という、オフィスが密集し夜間人口が勤務者中心となる立地に出店した、焼き鳥と日本酒を主軸とする業態です。41〜60㎡規模の細長いテナント区画を活かし、カウンター造作を中心に据えた構成としています。仕事帰りのお一人客や少人数客が、調理の様子を眺めながら一杯を楽しむ使い方を想定しています。
課題・要望
間口が狭く奥行きの長い区画であり、客席・厨房・通路を一列に納めなければならない点が最大の制約と考えられます。写真からは、炭火や揚げ物に対応するための大型フードと排気ダクト、給排気設備が必要であることが読み取れ、限られた天井懐にこれらを納める必要がありました。また、黒を基調とする空間では照度が落ちやすく、暗さと落ち着きのバランスをどう取るかも課題となります。
解決策
厨房を区画の中央長手方向に配置し、その外周にL字・コの字状のカウンターを回すことで、通路を兼ねた最短の配膳動線と最大席数を同時に成立させています。カウンターは天板と幕板を無垢材で構成し、厨房側には手元を隠す立ち上がりを設けて、洗い場や仕込みが客席から直接見えないよう配慮しました。天井はカウンター上部だけを一段下げた黒い箱状の下がり天井とし、その内部に大型フードとダクトを納めたうえで、周囲の隙間から間接照明を出しています。壁面はテクスチャーのある黒仕上げ、床は明るいグレーのタイルとして、暗さのなかにも足元の明るさを確保しました。
施工のポイント
厨房を中央に据えたカウンター回遊型の配置により、少人数のスタッフでも提供と接客を一箇所から回せるオペレーション動線を実現しています。 カウンター上部の下がり天井が、大型フードとダクトを隠す機能と、間接照明による演出効果を兼ねており、意匠と設備を一体で処理しています。 黒基調の壁天井は塗装・左官系の仕上げでコストを抑えつつ、客が直接触れるカウンター天板に無垢材を用いることで、体感的な質感を高めています。
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