基本情報
- 設計
- エムトラスト
- 施工管理
- エムトラスト
- 撮影
- Hirohisa Sekiguchi
- 空間デザイン
- エムトラスト
- 照明計画
- エムトラスト
- 構造
- エムトラスト
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概要
目黒駅にほど近い上大崎エリアに出店した食堂業態です。周辺のオフィス勤務者や住民を対象に、昼の食事利用から夜の一杯利用までを想定した構成としています。カウンター席で一人客を、テーブル席で少人数から中規模のグループを受け止め、可動のテーブルを並べ替えることで団体にも対応できる計画です。厨房は本格的な調理量に対応できる規模を確保し、日々の回転を前提とした店づくりとしています。
課題・要望
柱が室内に立ち上がる不整形なフロアで、席の並びが分断されやすい点が課題でした。天井にコンクリート躯体・空調ダクト・スパイラルダクトが露出し、天井高も場所によって差があ離、加えてフロア規模に対して厨房設備の量が多く、給排水・排気ダクトの経路確保と、客席への熱や音の影響を抑える計画が求められる状況でした。工期1ヶ月という条件も制約となります。
解決策
天井は無理に塞がず、躯体・ダクトを現しとしたうえで黒のライティングレールとスポットライトで整理し、天井高の差を意匠として取り込みました。客席側は腰高までを木目パネルで統一し、上部の塗り壁調・臙脂色パネルとの二段構成にすることで、視線の高さに一体感が生まれるよう調整しています。フロアに立つ柱の周囲は木の枠や格子で包み、席の仕切りとして転用しました。カウンターは厨房側に立ち上がりを設けて洗い場や器の仮置きを隠し、提供口としての高さを確保。テーブル席は独立脚の可動式とし、人数に応じて連結・分割できる運用としています。
施工のポイント
カウンター席とテーブル席を併設し、昼の一人利用と夜のグループ利用の双方を同一フロアで受けられる、稼働率を意識した席構成としています。 天井を躯体現しとして仕上げ工事を減らし、その分を厨房設備と客席造作へ配分することで、1ヶ月という短工期とコストの両立を図っています。 独立脚の可動テーブルにより、団体予約時のレイアウト変更が容易で、日常のフロア清掃の手間も抑えられる運用性を確保しています。
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